最初に決めたいのは、何Whの製品を買うかよりも「何を、何時間使うか」です。スマートフォンや照明を中心に考える場合と、大きな電力を使う家電を動かす場合では、必要な容量も定格出力も違います。ここではメーカー公式仕様を使い、購入前の比較を3段階に分けます。
まず使う機器の消費電力を確認する
機器のラベルや取扱説明書から消費電力Wを調べます。同時に複数使うなら、その合計が出力条件に収まるかを確認します。ただし、モーターなどを持つ機器では起動時に大きな電力を必要とすることがあります。通常時の合計だけで適合を断定せず、機器と電源の双方の説明書を見てください。
比較DBに掲載しているのは、通常のAC定格出力です。瞬間最大出力や、電圧を調整する特別モードの値を同じ欄に入れていません。例えばC300の定格300WとC1000 Gen 2の定格1550Wは、容量とは別の条件として確認できます。
次に使う時間からWhを見積もる

Whは蓄えられる電力量です。必要な電力量は「消費電力W×時間h」で計算します。さらに変換ロスなどの仮定を入れると、電源本体に必要な容量の目安になります。当サイトの計算ツールは効率の仮定を70・80・90%から変えられます。80%は実測された共通効率ではなく、比較のための初期設定です。
| 確認すること | 主な数値 | 足りないときの考え方 |
|---|---|---|
| 機器を動かせるか | AC定格出力W | 機器の最大・起動条件を確認 |
| どれくらい使うか | 容量Wh | 使用時間を短くするか容量を再検討 |
| 扱いやすいか | 本体重量kg | 運搬経路と持ち方を再検討 |
最後に運び方と置き場所を決める
容量が増えれば、持ち運べるかの確認も大切になります。C300は公表重量4.1kg、C1000 Gen 2は11.3kgです。この差が使いやすさにどう影響するかは、収納棚から出すのか、階段を使うのか、車に積むのかでも変わります。重量だけで万人に持ちやすいと判断しないようにしましょう。
本体寸法だけで収納場所を決めず、通風口と配線に必要な余白を説明書で確認します。価格を比べるときも、本体単品とソーラーパネル付きセットを区別してください。まず比較DBで条件を整理し、最後にメーカー公式と販売ページで型番、付属品、保証条件を確認する順序が分かりやすくなります。

